JR九州労組は7月10日から11日にかけて、佐世保市「ホテルオークラJRハウステンボス」で第28回定期大会を開催し、「安全最優先の風土づくり」「組織の強化・拡大」「労働条件の向上」「政策課題の実現」などを柱とした2019年度運動方針を決定した。

 大会には、執行部、代議員、特別代議員、来賓、傍聴者など、約250名が出席、議長団には久保田浩行代議員(熊本地方本部)、松浦仁代議員(長崎地方本部)が選出された。

 あいさつに立った中原中央執行委員長は、「令和という新しい時代を迎え、その時代をどのように切り拓いていくのか、確固たる目標を据えながら将来に踏み出そう」と呼びかけた。また、株式上場後の会社の経営環境も踏まえ、①安全の確立に向けた取り組み、②組織強化の取り組み、③労働条件向上に向けた取り組み、④政策課題の解決に向けた取り組みについて所信を表明した。

   来賓には、西村芳樹連合九州ブロック連絡会代表幹事、JR連合国会議員懇談会(幹事)の大串博志衆議院議員、21世紀の鉄道を考える議員フォーラムの西岡秀子衆議院議員、JR連合尾形泰二郎事務局長など、多くのご臨席を賜り、それぞれ連帯のあいさつをいただいた。

 議事では、執行部から2018年度経過報告や2019年度運動方針(案)、新たな中期労働政策ビジョン「チャレンジ2023」等が提起され、27名の代議員から方針を補強する発言が行われた。

 その後、担当部からの答弁、芦原書記長による集約答弁を行い、すべての議案が採択された。

 また、今大会で役員改選が行われ、JR九州労組初となる女性専従役員が選出されるなど、中原中央執行委員長をはじめとする新役員体制が確立された。

【新役員】

中央執行委員長  中原博徳(専)再

中央執行副委員長  木村智隆(専)再

書記長  芦原秀己(専)再

中央執行委員  大久保浩(専)再

中央執行委員  宮路享(専)再

中央執行委員  住吉一家(専)再

中央執行委員  鎗光俊勝(専)再

中央執行委員  花田祐希(専)新

中央執行委員  吉田春菜(専)新

中央執行委員  井口祥一(非)再

中央執行委員  水口恒夫(非)再

中央執行委員  川副元樹(非)再

中央執行委員  吉松勇治(非)再

中央執行委員  安森渓太郎(非)再

中央執行委員  青木幹雄(非)新

中央執行委員  今永顕一郎(非)新

中央執行委員  児玉二美(非)新

中央執行委員  矢野靖昌(非)新

会計監査員  笠井誠(非)再

会計監査員  尾籠浩考(非)再

会計監査員  佐保啓介(非)新

 

※ 詳細は、後日発行予定のJR九州労組新聞参照

更新日:2019年7月11日