ch2018 私たちは、人口減少や少子高齢化などの急激な環境変化を踏まえ、これまで先人たちが苦労して蓄積してきた「人的資源」を今後一層有効に活用し、社会と労働者を結びつける企業活動の中で、如何に一人一人が意欲的に業務に向き合えるのか。また、九州におけるリーディングカンパニーとして、そこに働く私たちが目指すべき雇用や労働のあり方を模索し、その実現を図る中長期的な取り組み目標として、「2008年新ビジョン」を策定しその実現に向けた取り組みを展開してきました。

 2014年に同ビジョンの改定にあたり、この間の成果と課題を踏まえ「つくる2016」で謳う「株式上場」を見据えた将来展望を念頭に「新中期労働政策ビジョン/チャレンジ2018-今後5年の到達目標と株式上場を展望した目標-」を提起しました。あらためて、私たちが将来に亘り目指すべきあるべき働き方を見据えて、今後5年の到達目標を明示し、その実現に向け取り組んでいくこととします。

 特に、私たちの要求により創設された制度や改善された制度が適正に運用されているのか、また、既に実施された効率化施策等の実態を早期に検証し、解決すべき課題を明確にしたうえで、雇用制度の充実をはじめとする労働条件の向上にむけ、取り組みを展開していくこととします。

 JR九州労組に集うすべての組合員が本ビジョンの趣旨、目標を共有化し、将来に亘り、JR九州労組がそこに集う組合員にとって魅力あふれる組織であり続けるよう取り組みを強化していかなくてはなりません。

 一方、会社においては「株式上場」を見据え、経営基盤の強化に向けた各種施策が展開されることが想定されますが、今後も情報の収集と課題の明確化に努め、労使協議に活かしていくこととします。

 

チャレンジ2018の詳細はPDFファイルをご覧下さい。
PDFファイル | サイズ:1.72MB | 43ページ