(第4回地本・分会役員セミナー)

 熊本地方本部は、6月29日、熊本市「熊本市民会館」で熊本地区安全ディスカッション、安全衛生委員学習会(第4回地本・分会役員セミナー)を開催した。当日は、地本役員をはじめ、安全衛生委員、グループ労組代表者30人が参加して、第1部では安全に対する課題について意見交換を行い、第2部ではJR西労組中央本部より上村良成書記長を講師に迎え「JR福知山線列車事故の反省と教訓」をテーマに講演していただいた。

 冒頭、主催者を代表して濵田享二執行委員長が「日頃から安全衛生委員会活動に感謝致します。安全衛生委員会には、安全衛生や健康管理を調査審議する場、労災防止や健康管理の方向を定めその推進を図るため労使の立場を超えて議論する場として重要な委員会であり、職場の安全確立に向けた取り組みを行っていただいています。安全は労使を超えて取り組むべき最優先課題です。安全を最優先にする企業風土づくりを継続していかなければなりません。」と挨拶した。

 第1部では、熊本地本の吉田祥司書記長を進行役とし、熊本地区の労働災害やヒヤリハットの状況、安全に関する設備投資など、安全衛生委員、グループ労組の代表者を中心に意見をいただいた。

 第2部では、「JR福知山線列車事故の反省と教訓」をテーマとして、JR西労組中央本部上村良成書記長より、事故以降JR西労組が取り組んできたこと、安全の確立に向けて取り組んでいることなどを講演していただいた。

 参加者は、今回の安全ディスカッション、学習会を通して安全意識を敏感にし、「すべてのJR関係労働者の死亡事故・重大労災ゼロ」の達成に向け、取り組んでいくことを再確認した。

更新日:2019年7月3日